コントラバヘアンド 斉藤徹さん
今日、コントラバス奏者、斉藤徹さんのCD「コントラバヘアンド」を買いました。
なぜか、数日前に、ネットをなんとなく見ていて急に気になったCDでした。それが、今日、タワーレコードのJ-POPコーナーにあったのを見つけたので、「このタイミングで目の前に現れたということは買うべきだ」ということで、お金が苦しいにも関わらず、買ってみたのです。
(これがJ-POPコーナーにあるというのも、どうかと思いますが>タワーレコードさん)
それで、聞いてみての感想。
聞き終えての最初に浮かんだ言葉は「恐ろしいCD」でした。
CDタイトルどおり、1曲目はピアソラが彼のキンテートのコントラバホ奏者キチョ・ディアスのために書いたという曲「コントラバヘアンド」から始まります。
このコントラバヘアンド、そして、ブエノスアイレスの夏をコントラバス一本で表現する演奏は、本当に圧巻です。思わず、オーディオの前で金縛り状態になってしまうほど。
そして、ボーナストラックまでの全編がコントラバス一本での演奏です。
その全てが、緊張感みなぎる素晴らしい演奏でした。
コントラバスという楽器を最大限に「利用」した、ひとつの音楽世界の創造という感じでしょうか。ジャンルにくくることがくだらないことに思える、まさに、音楽、いや「音」でしかない作品です。
以前、斉藤徹さんと井野信義さんが札幌に来たときのワークショップに行ったことがありますが、そのときに感じた、彼の音の創造ということへの厳しさと熱さが思い出されました。
自由な発想で、そして、どこまでもストイックに、音と人間に向かい合う姿勢には、自分がまだまだ多くのことを学ばなければならないと痛感させられます。
そのCDを聞いて、何ゆえ、「恐ろしい」のか。
この音楽世界に恐怖を感じること、そのこと自体が、今、自分の抱えている課題なのだろうと。
それを克服しなければ、一歩先には進めないのだろうと思いました。
このアルバムは、自分にとって、まさに、今、このタイミングで聞くべき作品だったのだと思います。
それで、(それだけというわけではないですが)、この先、少し音楽活動を内向きに変えていこうと思います。ここ2~3年は、なんでもかんでも、いろんな人といろんなタイプの音楽をやることで、たくさんのことを体験し、学んできたと思います。
でも、少しストイックに自分と向かい合って音楽を捉えなおす必要があるかなと思ったところです。
今後は、ライブ、セッションの数をぐっと減らしたいと思います。
それで何か変わるのか、何か生まれるのか。それはわかりませんが。
なぜか、数日前に、ネットをなんとなく見ていて急に気になったCDでした。それが、今日、タワーレコードのJ-POPコーナーにあったのを見つけたので、「このタイミングで目の前に現れたということは買うべきだ」ということで、お金が苦しいにも関わらず、買ってみたのです。
(これがJ-POPコーナーにあるというのも、どうかと思いますが>タワーレコードさん)
それで、聞いてみての感想。
聞き終えての最初に浮かんだ言葉は「恐ろしいCD」でした。
CDタイトルどおり、1曲目はピアソラが彼のキンテートのコントラバホ奏者キチョ・ディアスのために書いたという曲「コントラバヘアンド」から始まります。
このコントラバヘアンド、そして、ブエノスアイレスの夏をコントラバス一本で表現する演奏は、本当に圧巻です。思わず、オーディオの前で金縛り状態になってしまうほど。
そして、ボーナストラックまでの全編がコントラバス一本での演奏です。
その全てが、緊張感みなぎる素晴らしい演奏でした。
コントラバスという楽器を最大限に「利用」した、ひとつの音楽世界の創造という感じでしょうか。ジャンルにくくることがくだらないことに思える、まさに、音楽、いや「音」でしかない作品です。
以前、斉藤徹さんと井野信義さんが札幌に来たときのワークショップに行ったことがありますが、そのときに感じた、彼の音の創造ということへの厳しさと熱さが思い出されました。
自由な発想で、そして、どこまでもストイックに、音と人間に向かい合う姿勢には、自分がまだまだ多くのことを学ばなければならないと痛感させられます。
そのCDを聞いて、何ゆえ、「恐ろしい」のか。
この音楽世界に恐怖を感じること、そのこと自体が、今、自分の抱えている課題なのだろうと。
それを克服しなければ、一歩先には進めないのだろうと思いました。
このアルバムは、自分にとって、まさに、今、このタイミングで聞くべき作品だったのだと思います。
それで、(それだけというわけではないですが)、この先、少し音楽活動を内向きに変えていこうと思います。ここ2~3年は、なんでもかんでも、いろんな人といろんなタイプの音楽をやることで、たくさんのことを体験し、学んできたと思います。
でも、少しストイックに自分と向かい合って音楽を捉えなおす必要があるかなと思ったところです。
今後は、ライブ、セッションの数をぐっと減らしたいと思います。
それで何か変わるのか、何か生まれるのか。それはわかりませんが。
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