ちょっと前の話ですが、北海道庁が公売物件をヤフオクに出品するということをホームページでお知らせしていました。
給与明細に広告を入れてみたり、庁舎内のエレベータなんかにも広告を載せたり、いろいろとがんばっていますね。ひどい赤字続きで火の車ということで、少しでもお金を稼ごうとしているのは、いいことだと思います。
こういう役所らしくない柔軟な取り組みは、いいですよね。昔の役所じゃ考えられないやり方ですよね。
でも、ですよ。
ひどい赤字で、あちこちの事業費をカット・カット・カットとやっているわりには、しっかりと冬のボーナスもらってるんですよね。職員のみなさん。だいぶ減ったとはいえ、かなりの金額のようで、うらやましい限りですよ。
普通ね、ボーナスっていうのは利益の上がっている会社が、その利益を社員に還元するために出すものだと思うんですよ。公務員は「ボーナス」じゃなくて「手当て」だから給与の一部だという理屈はおかしいですよね。
いい仕事いっぱいして、北海道民が元気になって、たくさん税金を納めるようになったときには、道職員だってたくさんボーナスもらうべきだと思いますよ。
でも、今、この財政状況で、しかも必要な公共事業費を大幅に削減しておいて、自分たちだけボーナスもらうなんていうのは、ちょっとひどいんじゃないでしょうか??